前々から「作ります」とかいっててヤルヤル詐欺になっていた料金表ですが、とりあえず作りました。これが相場的にどうなのかはさておき、なにかをオーダーするときの基準のひとつにはなるのかな、と思っています。ま、面白ければ予算に関係なくやっちゃうんですけどね(←悪いクセ!
興味のあるかたは、こちらをご確認ください。新メニューの追加など、ときどき改定されていく、と思います。
で、以下「それを書いちゃミもフタもないぜ……」というハナシになりますが、見積もり、苦手なんです。というか、見積もれないんです。
これまでにも「じゃ、なんかやりましょうよ!」的な盛り上がりからプロジェクトが動き出して、ざっくりラフな打ち合わせが終わったあたりで「ではお見積もりお願いします」といわれることがあったわけですが、できないんですよねえ、それが。
ボクにとっての理想の仕事は(そんなん考えてる時点で独立事業主としては失格、というか、儲からない族が確定するんですが……)提供したアガペーに対してアガペーが返ってくる、というカタチです。これは永遠に変わらないと思います。
ギリシア哲学における、あるいはキリスト教的な神学における「アガペー」とは、基本的には「無償の愛」であり、すなわち「見返りを求めない」わけですから、当然ながら対価の多寡などに影響を受けることのない、可能なかぎり最大限のリソースの提供を意味する、と考えています。古代ギリシア語には四つの「愛」があるといわれますが、よく知られる「エロース」では、自分が捧げたエロースに対して見合うだけのエロースを求める、という観念が、その根底にあると思うのです。
その意味で〈見積もりを求める〉のも〈見積もりを出す〉のもエロースだと思うんですよね。お互いに、成果と対価のバランスを見たいわけですから。
で、これが苦手なんです。なぜって、100万円の仕事も、1万円の仕事も、プロボノな仕事も、書く原稿も撮る写真も同じですからね。仕事の規模感が大きい場合には、打ち合わせの回数を増やしたり、服装を整えたり(笑!)という配慮はしていますが、肝心の〈成果物〉を規模感に合わせてグレーディングする、というのが、そもそもの〈仕事観〉とは決定的に馴染まないわけです、よ。
そんな想いもあっての、料金表です。
でも、予算的に難しい場合は、そういってください。ボクにとって重要なのは、その限られた予算の中で「この部分に最大限を割きました!」という〈全力のアガペー感〉なのであって、それには〈全力のアガペー〉で応えるべきだ、と思っていますので。
……あ〜あ、書いちゃった(笑。
